フロートさんの 米国株で不労所得

米国連続増配銘柄への配当再投資による「複利+増配」のチカラで2025年末時点の税引後年間配当金見込み額500万円達成までの道のりを綴るブログです

2022.9.6のアセットアロケーションから今後の投資方針を考える

こんにちは

フロートです

2022.9.3に「税引き後年間配当金見込み額400万円(115円/ドル)」の目標を達成後、初めてアセットアロケーションを発表します。

比率は前回発表時とほとんど変わっていません。

アセットアロケーション(2022.9.6)  
  銘柄数 投資比率 配当金比率
日本コア個別株 4 6.6% 6.3%
米国コア個別株 18 48.2% 31.8%
米国サテライト個別株 6 7.5% 9.1%
米国サテライトETF 6 17.9% 23.3%
サテライトBDC銘柄 8 19.8% 29.5%
配当金合計 42 100.0% 100.0%

※投資比率:総投資元本に対する投資額の割合

※配当金比率:総配当金額に対する配当金の割合

コア銘柄・・・投資比率54.6%・配当金比率38.1%

サテライト銘柄・・・投資比率45.4%・配当金比率61.9%

以上のアロケーションに基づいて、これまでの投資方針から今後の投資方針を考えてみます。

=これまでの投資方針と現状=

配当金を増やすことを第一に考え、投資比率としてはコア銘柄(日本株・配当貴族・未来の配当貴族)50%、サテライト銘柄(カバードコールETF・高配当株・BDC銘柄)50%の割合で保有してきました。※BDC銘柄は現在日本で買い付けできません。

【問題は配当金比率!】

コア銘柄38.1%・サテライト銘柄61.9%の比率から、配当金の出どころはまだまだリスクの高いサテライト銘柄に依存していることがわかります。今後配当金生活を見据えると、減配リスクが高いです。

では、サテライト銘柄の中でもどの銘柄が最もリスクが高いと感じているかというと、カバードコールETF(QYLD・XYLD・DJIA・RYLD)です。カバードコールETFだけを抜き出すと・・・4銘柄合計で

投資比率12.8%・配当金比率17.3%

となります。ここの減配リスクが最も高いと考えています。

=今後の投資方針=

実際に年間400万円(115円/ドル)の目標を達成して完全リタイアが見えてくると、意外と保守的な考え方に変わったことを自覚しています。2023年1月から配当金の一部を生活費として使うので、減配などで配当金額が減少することは極力避けたいものです。

配当金の一部を生活費として使うライフスタイルへの変化は、超長期的にみれば出口戦略へ向かっての転換点となります。

投資比率としては

コア銘柄90%・サテライト銘柄10%

配当金比率としては

コア銘柄70%・サテライト銘柄30%

この数値へ向かって完全リタイアまで運用していくことになりそうです。

というわけで結論!今後の投資方針

①配当金額を安定させるために配当貴族や未来の配当貴族の保有銘柄数を増やし、投資比率を上げる。現状14銘柄→20銘柄へ。

②カバードコールETF買い付け停止(売却しない)。

③カバードコール以外のサテライト銘柄は株価下落時のスポット購入のみ。

それではまた

配当金生活をする際にカバードコールETFをメインにしてはいけない理由

こんにちは

フロートです

時折、TwitterやブログでカバードコールETF(特にQYLD)一択投資している方の記事を見かけます。投資の目的や手法は千差万別なので、良い悪いということはないのですが、配当金生活する場合においては、カバードコールETF一択投資はリスクが高いのではないかと思い、記事にしています。

配当金生活する上では、獲得できる配当金の減少はかなりの痛手ではないでしょうか。配当金は増減の変動無く安定的に入ってきて、できれば時間とともに増配などで自動的に増えていく環境が望ましいですよね。

そこで・・・

取得株価から株価が20%上下した場合、カバードコールETFの分配金と分配利回りはどうなるか試算しました。尚、分配金にかかる税金は考慮していません。株価はQYLDに寄せました。リアルな数字だと思います。

・株価20%下落の場合

取得株価$20→分配金$2.4(利回り12%)

↓ ↓ ↓

株価$16→分配金$1.92(利回り12%)

$20で買ったあとに株価が20%下落した場合、分配金は$1.92なので分配利回りは・・・

$1.92÷$20=9.6%(2.4ポイント低下)

 

・株価20%上昇の場合

株価$20→分配金$2.4(利回り12%)

↓ ↓ ↓

株価$24→分配金$2.88(利回り12%)

$20で買ったあとに株価が20%上昇した場合、分配金は$2.88なので分配利回りは・・・

$2.88÷$20=14.4%(2.4ポイント上昇)

 

株価が20%上下する場合、利回りは9.6%から14.4%のリスクがあるということになります。4.8ポイントの差です。この差は結構大きいです。

例えば年間500万円の分配金に対する4.8%は24万円。月額2万円です。この額で上下します。

このリスクに耐えられるならいいのですが、これから配当金生活をしようとする私には不労所得とはいえ収入の見通しが困難なので耐えられないリスクです。

というわけで、カバードコールETFの買い付け方についてまとめます。

株価上昇局面で順張りで買い付けてもいいのは投資資金増加のブースト効果が必要な投資初期のみ。配当金生活が視野に入ってきたら、リスクの低い優良銘柄への投資比率を上げ、どうしてもカバードコールETFを買いたいなら株価下落局面で買い付ける。

バードコールETFは、ある時期までは買い増し資金を稼ぐ役割として効果を発揮しますが、配当金生活が現実的になってきたら、カバードコールETFの買い増しを停止して、より安定感のある銘柄への投資にシフトすべきではないでしょうか?

かく言う私は、2020年~2021年にQYLDとXYLDをガンガン買って、気が付いたら保有銘柄の中でQYLDからの分配金が最も多い状況になってました(笑)。目的は、分配金で配当貴族を買い増しするためです。今でもQYLDからの分配金が最も多いです。そして現在、2023年1月から配当金の一部を生活費として使い、2028年には完全リタイアすることを考えているので、配当金の減少リスクを限りなくゼロにするために2022年9月からはカバードコールETF(QYLD・XYLD・RYLD・DJIA)は買い付け停止し、配当貴族の買い増しのみとしています。

それではまた

金融銘柄APAMから2022年8月度の配当金が入りました

金融銘柄アルチザンパートナーズ(APAM)から2022年9月度の配当金が入ったのでお知らせします。

金額は税引き後です。

株 数 192株

配当金 $84.11

2022年2月配当分までは増配基調だったのが一転、5月・8月と減配基調となっています。

税引き後1株当たり配当金の推移は以下の通りです。

2021.11 $0.768

2022.02 $1.257

2022.05 $0.547

2022.08 $0.432 

もともと連続増配を期待しておらず、高配当を期待して保有を開始したので、サテライト銘柄と位置付けて投資比率を1.8%に抑え、買い増しを停止しています。

今思えば、株式投資を始めたばかりのド素人の私と同じ買い方してしまったかな~。銘柄分析が甘かったかな~と反省しています。

今後も減配が続くようなら売却するかもしれません。

それではまた

JT(2914)から2022年9月度の配当金が入りました

こんにちは

フロートです

JT(2914)から2022年9月度の配当金が入ったのでお知らせします。

金額は税引き前です。

株 数 400株

配当金 ¥30,000

一時減配したものの、株主優待を廃止して減配前の配当水準まで戻りつつありますからね。今後も保有継続です。

株主優待廃止は個人的に大歓迎でした。優待出す資金があるなら配当金に使ってほしいと思っていましたから。

今回もらった配当金の使い道は・・・

今は円安ですからね・・・とりあえず、ドル転手数料が安い住信SBIネット銀行に配当金を移動していつでもドル転できるようにしておきます。

それではまた

第一段階の目標2022.9.3達成!から次の目標へ向けてスタート!

第一段階の目標は

税引き後年間配当金見込み額400万円で完全リタイア

でした。この目標を2022年9月3日に達成しました!!

ただし・・・完全リタイア

これは先延ばし。セミリタイア継続です。完全リタイアとは「本業の卸売業をやめる」ことだったのですが、まだまだやめられません。新規のお客さんが増えて仕事量が増加しているからです。でも、いつでも完全リタイアできるので、本業への向き合い方は変わっていくでしょう。本業の儲けを今までより気にしなくてよくなるので、もっと得意先にプラスになるような働き方ができると思います。

今後の変更点・・・

【変更点①】投資比率

先日の記事で提案した投資元本別の投資比率の通り

コア銘柄(配当貴族・未来の配当貴族・日本株)90%・サテライト銘柄(コア銘柄以外)10%に向けて、配当金の再投資先を原則コア銘柄のみとし、サテライト銘柄は株価下落時のスポット購入とし、サテライト銘柄への配当金依存度を低くしていきます。

現在の投資比率はコア銘柄54%・サテライト銘柄46%です。

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【変更点②】保有銘柄の評価

上場廃止によって投資資金が戻ってくる可能性が低いロシアADRのモバイルテレシステムズ(MBT)の評価額をゼロ(涙!)にします。

【変更点③】その他

主にカバードコールETFの分配金見込みの見直し。

【変更点④】想定為替レート

目標達成を機に想定為替レートを以下の通り変更します。

115円/ドル130円/ドル

理由は、今後得られる配当金の一部を生活費として使うので、実際のレートに近い金額で管理する必要があるためです。ドルを円に換えるときは実際のレートを使いますので。

【変更点⑤】配当金の使い方

これまで、配当金は全額再投資に使ってきました。2023年1月からは、配当金の一部を生活費として使い、残りを再投資に使います。

上記①~⑤の変更をした結果、金額・数値は・・・

・投資元本→7,627万円

・税引き後年間配当金見込み額→431万円(月間35.9万円)

・税引き前年間配当利回り見込み→7.76%

となります。

この金額・数値で次の目標へ向けてスタートです。

公式発表によると、431万円は日本人3人世帯の平均年間生活費に相当する水準です。

 

そして次の目標(想定為替レート130円/ドル)は・・・

2024年税引き後年間配当金見込み額500万円(月額41.6万円)

公式発表によると、500万円は日本人5人世帯の平均年間生活費に相当する水準です。

2年後、49歳になっています。あっという間に過ぎる時間でしょうね。投資方法は変えず、配当金を淡々と再投資、配当貴族をはじめとする連続増配株を中心に買い増しするのみです。本業も頑張ります!

【おまけ】 その次の目標は・・・

2026年税引き後年間配当金見込み額600万円(月額50.0万円) 

4年後、51歳。そろそろ完全リタイアを意識するかもな~

2028年税引き後年間配当金見込み額700万円(月額58.3万円)

6年後、53歳。不動産の借入金の繰り上げ返済を始めたいです。さすがにこの頃には完全リタイアして全国をさすらう生活をしようかな・・・

以上の目標を達成するうえで最も大事なことは、年間コストを増やさないために、生活水準を今より上げないことですね。むしろ下げてもいいくらい。物価が上がっているのでスリム化していかないと自動的にコストアップですね。

次の目標に向けてスタートします!一人でも多くの経済的自由を達成する人が増えることを願って、増配と複利で配当金を雪だるま式に増やしていく過程をお知らせしていきますので、読者の皆さんまだまだお付き合いくださいね!

それではまた

【完全リタイアの目標達成へのカウントダウン・・⑥最終】400万円達成!!2022.9.3 

こんにちは

フロートです

2022.9.3、目標「税引き後年間配当金見込み額400万円で完全リタイア」を達成しました!

2020年に立てた目標であり、当初のゴールは2025年でした。その目標が2022年に前倒しできたのは、2020年のコロナショックによる大暴落によるところが大きいです。暴落で買い向かうことで、株価が回復したときに大きく資産を増やせるというのはホントですね。それと、2022年に入ってからの急激な円安もゴールを前倒しできた理由です。ポートフォリオの想定為替レートを2022年4月から111円/ドル→115円/ドルに変更(それでも実際の相場よりは円高ですが)したことによって円の評価額が増えたことで前倒しできました。

390万円を突破した2022年5月12日の記事は↓です。

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392万円を突破した2022年6月3日の記事は↓です。

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394万円を突破した2022年7月9日の記事は↓です。

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396万円を突破した2022年7月11日の記事は↓です。

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398万円を突破した2022年8月4日の記事は↓です。

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2022.9.3時点税引き後配当金見込み額(1ドル115円で計算)

年 間 400.0万円

月 間 33.33万円

ということで取り急ぎ報告まで・・・

私は配当利回りの成長を重視しています。そのために配当貴族銘柄をはじめとする連続増配銘柄を多数保有しています。2022年9月時点の年間配当利回り見込みは7.93%。計算上ではありますが、5年後の2027年には10.5%に成長する見込みです。この見込み通りいくのかも、これからの記事で伝えていければと思います。

今回の目標は第一段階です。これからは第二段階に入っていくわけですが、これからのことは別の記事で書いていきます。

それではまた

2022年8月の配当金を発表

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こんにちは

フロートです

毎月恒例、獲得した配当金を発表します。

配当金の金額計算について’22.3月までは1ドル111円で計算していましたが、’22.4月から1ドル115円での計算に変更しています。

〈税引き後配当金※1ドル115円で計算

日  本   ¥0

米  国      ¥262,086

合計金額 ¥262,086

〈配当銘柄数〉

日 本    0銘柄

米 国  16銘柄

合 計  16銘柄 

保有銘柄数〉

42銘柄  前月差±0

〈税引き後 月間配当金見込み額※’22.3月まで1ドル111円、’22.4月から1ドル115円で計算

※4月からレートを111円/ドル→115円/ドルに変更したので4月から急増したように見えます。

前月差+0.18万円(+1,800円)。あと0.013万円(130円)で達成!

〈税引き後 年間配当金見込み額※’22.3月まで1ドル111円、’22.4月から1ドル115円で計算

※4月からレートを111円/ドル→115円/ドルに変更したので4月から急増したように見えます。

前月差+2.2万円。あと0.1万円(1,000円)で400万円の目標達成!

9月上旬に達成?

ポートフォリオの年間配当利回り見込み〉

前月差+0.01ポイント

1年間で+0.27ポイント

2023年の利回りは8%台に成長するでしょう。

※’20.12月末時点7.14%

〈月末時点投資元本※’22.3月まで1ドル111円、’22.4月から1ドル115円で計算

※4月からレートを111円/ドル→115円/ドルに変更したので4月から急増したように見えます。

前月差+28万円

2022年末時点で7,060万円の見込み。

 

 

 

 

〈配当金をもらい始めてからの金額推移※1ドル115円で計算

金額は税引き後。

2022年8月の税引後配当金は¥262,086 

前年同月の¥196,803対比+¥65,283

2022年に受け取った税引後配当金は累計¥2483,789です。

〈2022年8月の振り返り〉

①増配銘柄(増配率)・・・なし

②全株売却銘柄・・・太陽光発電銘柄クリアウェイエナジー(CWEN)

③一部株売却銘柄・・・なし

④主な買い増し銘柄・・・保有銘柄でPER17倍未満

⑤新規保有銘柄・・・51年連続増配配当王レゲットアンドプラット(LEG)

⑥7月末時点円相場133円/ドル。8月末時点円相場138.7円/ドル。米国雇用統計が予想を上回り利上げが継続されるとの見込みから8/6前日比約2円急激な円安となる135円へ。その後133円台で推移し下旬に米国利上げ懸念が再燃し8/31に138円台まで円安が進む。

⑨8/4、税引き後年間配当金見込み額398万円突破。

FRBによる米国金利変更なし。

〈2022年9月の取り組み・予定・見込み〉

①配当金見込み額※1ドル115円で計算・・・米国株35.9万円・日本株0万円・合計35.9万円(前年同月36.0万円)

②配当銘柄数・・・日本0・米国20・合計20

③増配銘柄・・・TFSL

④連続増配株の投資比率を上げるため、カバードコールETF(QYLD・XYLD・DJIA・RYLD)は株価下落時のスポット買い付けのみにする。

⑤10月~12月に増配を控えている銘柄の買い増しに注力。その他、PER17倍未満の配当貴族を拾う。

⑥税引き後年間配当金見込み額400万円突破で目標達成!の予定。秒読み段階に入りました。

〈年末時点税引後年間配当金見込み額(配当金を全額再投資の場合)※1ドル115円で計算

’22年 404万円

’23年 444万円

’24年 499万円

ついでにタラレバ皮算用ー!

1ドル138.7円(2022.8末時点)で計算すると・・・

’22年 487万円

’23年 535万円

’24年 601万円

〈税引き後年間配当金実績 累計※1ドル115円で計算

2019年6月~2022年8月の累計です。配当金は全額再投資。

’22.8月累計903万円。

’22年末には1,000万円を超える見込み。

2022年9月30日の完全リタイア目標達成まで

あと 28日(この記事を書いた9/2時点)

それではまた