フロートさんの 米国株で不労所得

米国連続増配銘柄への配当再投資による「複利+増配」のチカラで2025年末時点の税引後年間配当金見込み額500万円達成までの道のりを綴るブログです

【配当金生活を目指す長期投資家向け】段階別運用方法の提案

こんにちは

フロートです

将来的に配当金生活をすることを目指すためには様々な方法があると思いますが、今日は私がベストと思う方法を紹介します。

まず、配当金生活をするためには、安定的に配当金を払う銘柄を保有する必要があります。日本では累進配当政策を掲げる企業。米国なら配当貴族が該当します。最終的にはこれらの銘柄から配当金を受け取って生活することになります。

但し、だれでもそうですが、投資初期の段階では投資資金が少ないです。成長株に投資してキャピタルゲインを狙って一気に投資資金を増やすのは怖いな~という人にとっては初期の段階で大きく資金を増やすのはとてもハードルが高いです。私は今まで何度か成長株にチャレンジしてキャピタルゲインを狙いましたが、うまくいったためしがありません!(笑)。この点をカバーするのが、カバードコールETFです。カバードコールETFでポピュラーなのはQYLD(NASDAQ100に投資)ですね。兄弟銘柄はXYLD(S&P500に投資)・DJIA(ダウ30種に投資)・RYLD(ラッセル2000に投資)です。これらには、株価の1%を上限として分配金を毎月払うという共通の特徴があります。ということは年間利回りは最大12%(税引き後8.4%)です。高配当かつ毎月分配ということは複利の力を最大限享受できます。ただし、カバードコールETFには弱点があります。それは株価の下落です。株価の最大1%を分配金として払い出すということは、株価が下落すると自動的に分配金が減少します。この点は十分に気を付けたいです。注意喚起しておきます。なので、ドルコスト平均法での買い付けと、大きく株価が下落したときのスポット買い付けをおススメします。逆に言えば、取得単価を現在株価が上回れば、分配利回りが上昇する可能性があるということですね。

まとめると・・・

「連続増配株とカバードコールETFの組み合わせで配当金生活を目指す」

ちょっと詳しく説明すると・・・

投資初期の段階ではカバードコールETFに資金を投入し、毎月分配金が入る仕組みを作り、毎月100ドル程度の分配金を得られるようになった段階で、カバードコールTEFの分配金で連続増配株を買う。徐々に連続増配株の投資比率を上げていき、最終的には連続増配株のみからの配当金を受け取る。

ということになります。

 

投資元本別に投資比率を提案します

①~300万円

連続増配株 0% カバードコールETF100%

②301万円~1,000万円

連続増配株10% カバードコールETF90%

③1,001万円~4,000万円

連続増配株40% カバードコールETF60%

④4,001万円~7,000万円

連続増配株50% カバードコールETF50%

⑤7,001万円~10,000万円

連続増配株90% カバードコールETF10%

⑥10,001万円~

連続増配株100% カバードコールETF 0%

①~②はとにかく種銭を増やす期間です。給料の一部を投資に回します。

③で本格的に連続増配株への投資を開始します。給料の一部を投資に回します。

④では、給料の一部を投資に回さなくても、配当金・分配金の再投資のみで投資元本を増やせるようになり、FIREできる人も出てくると思います。

⑤以降は連続増配株からの配当金で十分になっていると思います。

 

初期の段階ではカバードコールETFで高配当を享受し、時間をかけて連続増配株で高配当化を目指すものです。

参考までに、以下の条件でグラフを作ってみました。

〈条 件〉

連続増配株①・・・利回り3%・増配率8%

連続増配株②・・・利回り5%・増配率8%

バードコールETF・・・利回り12%・増配率0%

連続増配株①では19年後に連続増配株とETFの利回りが逆転し、連続増配株②では12年後に利回りが逆転します。利回りが2%違うだけで7年早まります。利回りの逆転を更に早めるためには、連続増配株②より高配当の銘柄を選ぶか、高増配率の銘柄を選ぶか、または両方を備えた銘柄を選ぶ必要があります。

時間を味方につけることができる長期投資家にとっては再現性が高い運用方法だと思いますが、いかがでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。

それではまた