こんにちは
フロートです
高配当投資は再現性の高い投資方法では?について書きます。
高配当投資をするためにどうするればいいのか?
先に結論を書きます。
「増配率が高い連続増配株への配当再投資」
これが結果的に高配当投資につながります。
どうしてか?
連続増配によって配当利回りが毎年上昇して高配当化するから
です。
私が保有している2銘柄で例示します。
①アッヴィ(ABBV)連続増配年数50年
年間配当金の推移は
’19年$4.28→’20年$4.72→’21年$5.20→’22年$5.64
’19と’22を比較すると年間配当金は1.31倍になり、3年平均の増配率は10.3%です。
取得単価から算出した配当利回りは
’19年4.41%→’20年4.87%→’21年5.36%→’22年5.81%
もし’19年から年率10.3%で10年間増配が続いたとすると、10年後の年間配当利回りは11.8%に達します。15年なら19.2%、20年なら31.3%に達します。
②ベストバイ(BBY)連続増配年数18年
年間配当金の推移は
’19年$2.00→’20年$2.20→’21年$2.80→’22年$3.52
’19と’22を比較すると年間配当金は1.76倍になり、3年平均の増配率は25.3%です。
取得単価から算出した配当利回りは
’19年1.79%→’20年1.97%→’21年2.51%→’22年3.15%
もし’19年から年率25.3%で10年間増配が続いたとすると、10年後の年間配当利回りは17.1%に達します。15年なら52.8%、20年なら163.1%に達します。
20年後は配当金の金額がBBYへの投資金額を超えるということになりますね。机上の計算ではありますが、夢があります。
増配率が高い銘柄を保有すると、これだけの違いになります。減配はしなくとも、増配しない配当銘柄から配当金をもらうのとは雲泥の差です。
保有当初は利回りが低くても辛抱強く保有し続けると、これだけ年間配当利回りが上昇していきます。
配当再投資するだけで複利の恩恵を受けられるのですが、さらに連続増配によって、複利の恩恵を最大化する。これが私が最も重視するポイントです。
この恩恵を受けるための最低条件は2つ
①最低10年の時間を味方につけること
②増配率が高い連続増配銘柄を選定すること
これなら再現性が高い投資ができるのではないでしょうか?
これができればQYLDやXYLDに頼らなくてもポートフォリオの高配当化ができるどころか、QYLDやXYLDを超える高配当ポートフォリオを作れます。
配当貴族などの連続増配銘柄は参入障壁が高い商売をしていて、価格決定権を持っている場合が多く、常に高い利益率を確保できるので経営は安定しています。こういった銘柄は調整局面でも株価はそれほど下がらず、精神的な安定をもたらします。
私の投資法は辛抱が必要ですが、着実に資産を増やす方法の一つだと思っています。
それではまた