未来の配当貴族ベストバイ(BBY)から2021年10月度の配当金が入ったのでお知らせします。
金額は税引後です。
株 数 144株
配当金 $72.59
「未来の配当貴族」とは、私が勝手に命名している銘柄のことで、配当性向・ROE・増配率等保有の条件は複数あるものの、最低条件としてリーマンショックで減配せず連続増配している銘柄のことを指します。
リーマンショックは2008年に発生したので、2021年時点で連続増配年数が13年以上の銘柄が、未来の配当貴族候補の最低条件となります。
リーマンショックを受けて減配しなかった企業は財務体質が強固で事業の競争優位性が高い(=参入障壁が高い)とみられます。
以上の保有条件でBBYを見ると・・・
連続増配年数17年
配当性向32%
平均増配率20%以上
ROE44%
長期のインカムゲイン狙いなら、非常に優秀な企業であることが分かります。
私の取得単価から算出した配当利回りは2.5%と決して高くはありませんが、仮に増配率20%が10年続いたとすると、10年後の配当利回りは15.5%に成長します。
BBYは2020年9月から保有を開始しコツコツ買い増ししています。
配当月別の株数と配当金の推移は以下の通り。
2020年10月 12株 $4.76
2021年1月 66株 $26.09
2021年4月 106株 $53.28(ここで27%増配!)
2021年7月 130株 $63.33
2021年10月 144株 $72.59
2021年7月以降は買い増しのペースが落ちていますね。
現在の保有比率は2.9%と、上限の4%に向けてまだまだ買い増しするべき銘柄です。
BBYの買い増しは株価が取得単価を下回った時としています。
そもそも、配当貴族銘柄(連続増配年数25年以上)を中心に投資している私がなぜ未来の配当貴族銘柄を保有しようと考えたか?
それは
増配率の高さ(10%以上が理想)を重視する私としては、増配率の高い配当貴族銘柄はあらかた保有済みで、保有済みの配当貴族だけだと十分な分散投資にならないので、増配率が高くて将来配当貴族になれそうな企業を探す必要があったわけです。その結果、記事の冒頭でお知らせした未来の配当貴族の保有条件に行き着いたのです。
増配率が10%以上の配当貴族銘柄は実はわずかしか存在しません。5%でも高い方で、1~3%程度の銘柄が大半です。配当貴族の企業は成熟産業に属していることが多い事が理由です。
それではまた