フロートさんの 米国株で不労所得

米国連続増配銘柄への配当再投資による「複利+増配」のチカラで2025年末時点の税引後年間配当金見込み額500万円達成までの道のりを綴るブログです

企業の事業ポートフォリオは株式市場を通じて個人でも実現できる理由

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こんにちは

フロートです

 もくじ

なぜ 潰れそうな会社は なかなか潰れないのか

「あそこの会社、本業は赤字なのに、なかなか潰れないよね~」

という会社、皆さんの近所にありませんか?

そんな会社は本業以外からの収入で黒字経営している可能性があります。

中小企業から 大企業まで、事業ポートフォリオとして本業以外にも事業を持っているケースがあります。

例えばビール会社であれば、

①本業のビール販売からの売上

②株式の運用

③現物不動産からの家賃収入

このような事業ポートフォリオを持っています。

本業が赤字でも、株式の運用益や不動産からの家賃収入で黒字になっている大企業も存在します。

企業内での株式の運用は財務部などに所属している専門の担当者が運用しています。

不動産は、ビルを所有していて家賃収入があったりします。

これら本業以外からの収入が意外とバカにならないのです。

中小企業でも、本業の家具販売は大手家具チェーン店に押されて大赤字だけど、実はビルを何棟も所有していて、家賃収入で黒字経営を続けているケースがあります。

地方都市の老舗中小企業は、だいたい収益不動産を持っています。

なぜ分かるかというと、月極駐車場に企業名が入っていたり、アパートの名称に企業名が入っているからです。

中小企業から大企業まで、日本の長寿企業に共通する特徴は

収益不動産を持っている

というくらい、不動産を持っている会社は強固な財務基盤を作ることができています。

Jリート保有で個人でも大企業と同じ事業ポートフォリオが組める

これを個人に置き換えると、株式の運用はだれでもできますね。

不動産からの家賃収入となると、銀行から借り入れて大きな金額を動かすことになるので、誰にでもできることではない可能性があります。

そこで、不動産投資信託であるJリートに投資することで、現物不動産からの家賃収入を受け取るのと同じ効果が得られます。

Jリートは年間2回の分配がありますが、分配月は銘柄ごとに違います。

そこで、分配月の違う6銘柄を保有することで、毎月分配金が得られるようになります。

そうすると・・・

個人の事業ポートフォリオ

①勤めている会社からの給料

②株式の運用

Jリート銘柄からの分配金収入

これで企業と同じような効果を得られるポートフォリオを組めます。

ちなみに私の個人事業ポートフォリオは・・・

①本業である流通業の売上

②株式の運用

③現物不動産からの家賃収入

となっています。

以前経営していた法人では事業ポートフォリオが本業しかなく、とても脆弱な経営だったことを反省して、独立したら財務基盤が強固な企業と同じ事業ポートフォリオを組みたくて現在の姿になっています。

不動産は景気に対して遅効性があり、今年景気が悪くなって株価が暴落しても、不動産価格は半年~1年遅れて緩やかに下がっていきます。

また、家賃相場は不動産価格が下がってから更に緩やかに下がっていきます。

現物不動産のデメリットは、

①修繕費がかかる

②契約更新のとき、家賃交渉の手間がかかる

Jリートと違ってすぐに売却できない

④空室になると即家賃が入ってこなくなる

といったところでしょうか。

 

参考になれば幸いです。

 

それではまた